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学校薬剤師会会長に就任して
(社)山口県薬剤師会学校薬剤師部会長 西村正広
 昨年6月、山口県学校薬剤師会の会長に就任いたしました。
 私が児童生徒だったころ、学校医の先生は知っていましたが、学校薬剤師の存在は知りませんでした。「最近できたのかね」と言われる人もいますが、日本学校薬剤師会のホームページには次のような記載があります。
 「明治5年に学制が領布され、学校医、学校歯科医による学校衛生の基礎が確立し、これが発展して今日の学校保健に至っています。
 学校には救急薬品をはじめ理科用薬品などがあります。当時その管理は必ずしも十分に行われているとは言えない状況で、特に医薬品については多くの問題を抱えていました。昭和の初期に保健室で昇汞を瓶に移しかえたところ、他の教師がそれを知らずに胃腸薬と思い児童に服薬させ、死亡させるという事件がありました。これが契機となり、学校における医薬品の管理をするための学校薬剤師の必要性が叫ばれ、昭和5年に東京麹町区に学校薬剤師が置かれることになりました。そして昭和33年4月10日に学校保健法が制定され、その16条に学校薬剤師の必置制が唱えられています。」
 学校保健法には「学校においては、換気・採光・照明・及び保温を適切に行い、清潔を保つ等環境衛生の維持に努め、必要に応じてその改善を図らなければならない。」と定められております。 
 私は平成5年に初めて須磨小・須金中の学校薬剤師になりました。私たち学校薬剤師の仕事は学校医及び学校歯科医と違って、自分の職業の延長上にあるわけではありません。故村井三郎先生に指導を受け、なんとか仕事ができるようになり、平成7年度と15年度には私の担当校が、学校環境衛生優良校を受賞いたしました。
 児童生徒等の健康を保持増進し、学習能率の向上を図るためには、健康的で快適な学習環境を作りあげることが必要であり、そのための学校環境衛生活動は重要な役割を担っています。近年、児童生徒等をめぐる社会環境の変化は著しく、健康に関する様々な問題に対応する必要がでてきました。それには、我々が快適な学習環境を作りあげるだけでなく児童生徒が身近な環境問題として関心を持ち、環境を健康的に保つことの重要性を認識させる必要があると思います。
 私は病院薬剤師をしていますが、学校環境衛生に関する情報の整理が不可欠と感じています。そのためにこの度ホームページ(http://yama-yaku.or.jp/gakuyaku/)を立ち上げました。利用しやすいページとなりますように改良してまいります。
 また、ただいま学校薬剤師募集中です。現在309名の会員が、日々の仕事の合間を見て県内650以上の学校に出校しています。ぜひご協力お願いいたします。2005.10月