薬の知識

一般社団法人 山口県薬剤師会

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高齢者に副作用が多いのは?


■身体の機能が低下しているため

人間の体は、年齢に伴い、肝臓で薬を分解する能力や、薬を腎臓から体の外に排出する能力が低下します。
また、高齢者は体の中の水分の割合が少なくなり脂肪が多くなるため、脂肪にとける薬が体の中にたまりやすくなります。
その結果、薬が強く効きすぎて、副作用が現れることがあります。
※70歳の腎臓は30歳の腎臓の約半分になるといわれています。


■多くの薬を飲んでいるため

高齢者の多くは複数の病気にかかり、たくさんの薬をのんでいます。そのため、薬と薬の相互作用がおこる可能性が高くなります。
2種類以上の薬を同時に使用した場合、薬と薬がお互いに影響しあって、 薬のききめが変化することがあります。
これを薬の相互作用といいます。
薬の種類が多くなればなるほど、薬と薬の相互作用は起こりやすくなります。


■日常生活の問題点など

年齢に伴い、目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったりします。そのために、薬を見まちがえたり、薬の飲み方を聞きまちがえたりすることも考えられます。