薬の知識

一般社団法人 山口県薬剤師会

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薬のかたちさまざま

錠剤一番ポピュラーな薬のかたちです。
徐放錠
(じょほうじょう)
特殊な皮膜を使用するなどの方法で、苦みを抑えたり、1日1回で効くように工夫したものです。むやみにつぶして飲まないように注意しましょう。
チュアブル錠水なしでも飲める錠剤です。車酔い止めや、病気の関係で水ののめない患者さんの薬があります。
舌下錠
(ぜっかじょう)
飲み込まないで、舌の下やほほと歯ぐきのあいだなどに入れて粘膜から成分を吸収させます。飲み込むと成分が分解されて効果が悪くなることがあります。
カプセル剤粉末状や顆粒状の薬をカプセルの中に入れたものです。珍品としては錠剤が入っているカプセルがあります。
「軟カプセル」という、液体の入った継ぎ目のないカプセルもあります。
ガムチューインガムのようにかんで、成分をすこしづつ放出させ、粘膜から吸収します。禁煙のときに使う「ニコチンガム」があります。
散剤(粉薬)
(さんざい)
粉末状の薬です。昔はほとんどの薬がこのかたちでした。湿気を嫌うので保存に注意が必要です。
顆粒剤散剤より粒が大きく、においや苦みを抑えたり、溶けやすくするなどの加工がされています。さらさらと粉より扱いやすいのですが、入れ歯にはさまると痛いです。
液剤(水薬)
(えきざい)
小児科でよく使います。長く置いておくと、成分の一部が沈んでしまい上の方が薄くなるものがあります。こんな時は軽く振って1回分を量って飲みましょう。
坐剤(坐薬)
(ざざい)
「座薬」とも書きますが正しくは「坐」です。ふつう肛門に入れます。「座って飲む」薬ではありません。
貼り薬貼り薬には、湿布薬のように貼った部分を治療するためのものと、狭心症の治療薬のように全身への作用を目的とするものがあります。
塗り薬皮膚などに塗って使います。薬が混ぜ込まれている材料(基材)の種類によって、軟膏・クリームなどがあります。
点眼薬(目薬)
(てんがんやく)
容器の先に目が触れないように薬を一滴落とした後、まばたきせずにしばらく目を閉じます。(まばたきすると薬が早く目の外に出てしまいます)2種類以上の目薬をさす時には、間隔を5分以上あけましょう。 普通、コンタクトレンズの上から目薬をさしてはいけません。目薬の種類によっては使えるものもあるので、病院や薬局で相談してください。
吸入剤成分をスプレーして細かな霧状にし、吸い込む薬です。主に咳を静めたり痰を切るのに使います。吸い込み方にコツがあるので、病院や薬局でよくお尋ねください。
注射剤薬が直接血中や体内に入るので、口から飲むのに比べて効き目が早いのが特徴です。また、口から食べ物を取れない患者さんでは、栄養補給を目的とした「高カロリー輸液」が点滴で使われています。